天然物質と新しい合成技術で、ポスト石油時代の化学を拓く
学科紹介ビデオ
学科紹介文応用化学科では、資源の枯渇や環境負荷の増大など、現代社会が抱える問題を化学の力で解決し、サステイナブル社会を拓く教育と研究を進めています。有機化学、物理化学、無機化学などの専門分野にバイオテクノロジーも加えて、最先端の分析機器を使用し、高度な実験を行ないながら学習できる環境を整えています。応用化学科は、化学の力を生かして未来社会に貢献する人材を育成します。
化学は、無機物・有機物をはじめとする世の中のあらゆる物質を扱い、現在の社会を支える重要な学問です。
応用化学科では、物質の基礎から先端の機能材料まで幅広く学びます。さらに本学部独自のカリキュラムである7週間のコーオプ実習(企業実習)を通して、学んだ知識と技術を就業に結びつける貴重な体験を在学中に得ることができます。応用化学科では、これらの学びを通して、未来への化学を拓く知識と技術を修得できます。
実験の面白さを伝えよう!
科学コミュニケータ育成プログラム 従来の常識を破る
“循環型プラスチックス”の開発に挑戦
学科の特長
活躍できる分野
応用化学科の独自科目
サステイナブル化学概論
持続可能な社会の実現に役立つ化学の応用を学修。研究例や実用例の紹介を通して、応用化学の重要性と魅力を実感できます。
応用化学実験Ⅲ
最先端の分析機器を使用し、研究活動に生かせる発展的で高度な実験を実施。得られた結果について論理的に考察する力も養います。
学生インタビュー
コーオプ実習 学生コメント
工学部では、有給型の長期学外就業体験プログラム「コーオプ教育」を必修科目として導入しています。 1年間かけてしっかりと事前教育を実施。応用化学科では3年次前期に約8週間、コーオプ実習を実施。
そのコーオプ実習に参加した学生のコメントがご覧になれます。
研究紹介
応用化学科を構成する9研究室は互いに連携しつつも、異なった分野をターゲットとして最先端の研究を進めています。応用化学の基幹分野をフルセットでカバーし、産業界からの多岐にわたるニーズに対応します。また、学生は入学時から多様な研究分野に触れ、それぞれの分野を学びながら自分の興味と適性を見極め、自分にふさわしい分野を選択することができます。
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発明を工業化する技術=「化学工学」の手法で材料や環境に取り組みます。
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天然樹木や植物細胞から脱炭素化を実現する革新的な未来材料を創造します。
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電気化学反応を利用して、金属の表面にナノスケールの機能的な構造を形成しています。
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有機フッ素化学から材料機能の開発を中心に研究しています。
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化学で生命現象を理解し、生体を超える機能を持つ材料を開発しています。
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新しい「触媒」を自由な発想で開発して我々の生活や地球環境に貢献します。
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光エネルギーを利用し、化学エネルギーを作り出す研究をしています。
動画はこちら -
有機化合物を簡単に合成する化学技術を開発しています。
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未利用な天然資源や太陽光を有効活用し、持続可能な社会の実現を目指します。
施設紹介
教員紹介
卒業後の進路
高分子、金属、半導体などの化学工業、食品・化粧品・医薬品などのバイオ産業、自動車産業、電気・電子製品などの製造業の研究開発において、サステイナブル工学を応用して活躍できる技術者・研究者 など
就職状況
就職率(就職内定者数/就職希望者数) 2024年3月卒業者実績
就職率 98.1%
就職内定企業名 (2022年3月~2024年3月卒業者までの就職先)
応用化学科
- アイコムシステック
- イカリ消毒
- 池田理化
- 井上香料製造所
- エステー
- NTTアドバンステクノロジ
- 大塚商会
- キヤノンシステムアンドサポート
- コクー
- サティス製薬
- サンエー化研
- 山九
- 綜合警備保障
- ソノコム
- 大成温調
- 東亜工業
- 東京エネシス
- 東京ガスネットワーク
- 東京パワーテクノロジー
- 東洋合成工業
- トランスコスモス
- ニッカ
- ニッペコ
- 日本カーバイド工業
- 日本電子
- 日立プラントサービス
- 富士フイルム和光純薬
- 放電精密加工研究所
- マルハニチロ
- みどり化学
- 美和ロック
- 山崎製パン
- 山下ゴム
- ヤマト科学
- 菱電エレベータ施設 ほか
関連資格
●危険物取扱者 ●毒物劇物取扱責任者 ●公害防止管理者●放射線取扱主任者 ●高圧ガス製造保安責任者 ほか
※それぞれの資格には、取得条件や種別などがあります。