小松みらのさん

実験好きが高じて応用化学の道へ!充実した施設で学べる時間がとても楽しいです!

工学部 応用化学科 2年

小松みらの さん

2021年6月取材

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1東京工科大学を選んだ理由は?

高校2年生になって理系クラスか文系クラスかを選択する際、大学では何を学びたいかを考えました。中学・高校では、理科、特に、試験管やメスシリンダー、ピペットなどを使った実験の授業が好きだったので、「化学」について専門的に学んでみたいと考え、理系クラスを選択し、大学選びを始めました。

大学の候補の一つとして挙がったのが、東京工科大学の「応用化学科(工学部)」です。オープンキャンパスに参加した時、広くてきれいなキャンパスと充実した施設・設備、また学生がいきいきと前向きに学んでいる魅力的な雰囲気を体感し、「この大学に通いたい!」と強く思いました。

また、「応用化学」を調べていくと、化粧品や医薬品、半導体、プラスチック、パソコンやスマートフォンの液晶、機能性塗料など、関連している分野の幅がとても広く、自分の身の回りにも多くの「化学」があることに気づき、ワクワクしました。

2大学ではどんな風に学んでいますか?

1~2年生では、有機化学、無機化学、分析化学、サステイナブル応用化学などの授業科目で幅広い分野の化学の基礎を学んでいます。

その中でも、「工学基礎実験」という実験の技術を身につけていく授業では、高校生の時は教科書だけで学んでいたことを、実際に手を動かして学ぶことができるのでとても楽しいです。具体的にはキレート滴定による水の硬度測定や有機化合物の系統的な分離・分析など1年間で15種類以上の実験を行いました。実験ノートを作って、それに沿って実験を行うので、予習の段階からきちんと準備する必要がありとても大変ですが、凄く面白いと感じています。

また応用化学科では、3年生の時に「コーオプ実習」という、他の大学ではあまり実施されていないようなカリキュラムがあります。詳しくはパンフレットやホームページにもありますが、一般の企業で8週間働き、実際の企業での仕事通じて学ぶという授業です。授業なので、働きながら単位も取得できます。お給料をいただく分、もちろん責任も大きいと思いますが、大学での学びが社会でどのように活かされるのか、どのような可能性があるのかを体験できる良い機会だと思うので、今から楽しみにしています。

3将来の夢・目標は?

2年生の間にできるだけ資格試験にチャレンジし、3年生、4年生でのレベルアップにつなげたいと思っています。今は危険物取扱者と有機溶剤作業主任者の資格取得のため、自主的に勉強をしています。これらの試験は、学内で受けることができるのでありがたいです。

就職については、まだ具体的な分野は絞っていなのですが、有機化学・高分子化学系の研究・開発職に就きたいと思っています。

受験生のみなさんへ

私は筆記ではなく面接での大学受験(指定校推薦)だったため、試験前は化学関連の新聞記事やニュースを欠かさずチェックするようにしていました。私は高校で物理系の科目を取っていなかったのですが、入学前に自分で物理を予習したことで、入学してからも授業についていくことができました。進路を考えながら、もし私と同じように物理系の科目を受けていなくて不安だという人がいても、入学準備期間の間に基礎を学ぶことは可能なので、どうか自分自身がほんとうにやりたいと思うことをあきらめず、がんばってください!

プロフィール

小松みらのさん
小松みらの

聖望学園高校出身(埼玉県)、工学部 応用化学科に所属する2年生。高校時代は吹奏楽部で、特に県大会で準々決勝まで進出した野球部の応援に奔走。趣味はオペラやミュージカルの観劇で、特にミュージカル「テニスの王子様」が好き。最近は「レ・ミゼラブル」などの古典物も観るように。洋服も大好きで、とくに古着ファッションがお気に入り!

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