足立 遥菜 さん

高校で「有機化学」の楽しさに出会い、応用化学科へ!界面活性剤について学ぶのが楽しみです!

工学部 応用化学科 2年

足立 遥菜 さん

2023年6月取材

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1東京工科大学を選んだ理由は?

中学と高校で化学を学んだ時、その奥深さに惹かれました。電池の構造や乳化の現象など、学べば学ぶほど好きになりました。中でも高校で学んだ界面活性剤の物性がとてもおもしろくて、有機化学についてさらに興味を持つようになりました。

そこで、大学では化学を幅広く専門的に学んでみたいと考え、東京工科大学の工学部応用化学科が選択肢に入ってきました。最終的に、東京工科大学を志望したのは、施設や設備、実験機器が揃っていてたくさん実験ができそうなこと、キャンパスが広くキレイであることなど学習環境が整っているところに魅力を感じたからです。

高校では山岳部に所属していて、インターハイにも出場しました。そのため受験勉強は大変でしたが、せっかく高校で見つけた自分のやりたいことのため、部活の移動時間に有機化学や無機化学、英単語の暗記、参考書の演習問題を解くなど、勉強との両立をがんばりました。

2大学ではどんな風に学んでいますか?

1年生のときは、化学基礎や有機化学、物理化学、無機化学、微分積分など、高校でも習う基礎的な科目を中心に学びます。高校の時は実験をする機会はそれほど多くありませんでしたが、大学では毎週実験の授業があります。

「工学基礎実験」では、中和滴定や緩衝液、凝固点降下など、高校で習った化学の内容を大学で実際に実験をして確かめることができるのでとても楽しいです。また、「エステル合成」の実験では、果物の香りを人工で作りました。化学物質から様々な香りを作ることができるのが興味深く面白かったです。

東京工科大学では、ノートパソコンが必携となっていて、実験後のレポート作成や提出、授業の資料の閲覧などオンライン上で対応できることが多く、効率的に学習できる環境が整っていると実感しています。

3将来の夢・目標は?

今は幅広く化学について学んでいますが、3年生になると始まる「界面化学」の授業が今からとても楽しみです。私が化学に興味を持ったきっかけでもあり、また、この大学で学びたいと思っていたことなので、しっかり学んでいきたいと思っています。

まだ将来の進路については具体的にはイメージできていませんが、将来の幅を広げられるよう、在学中に「危険物取扱者」の資格を取得したいと思っています。これは夏休みに学校で受けることができ、過去問の勉強会などもあるのでありがたいです。

受験生のみなさんへ

応用化学科は、化学に興味はあっても将来やりたい分野はまだ見つからないという人も、材料科学、環境科学、光化学、電気化学など様々な分野を学べることができ、進路について考えることができます。

受験生のみなさんは不安や焦り、プレッシャーがある中でもやりたいことのために勉強を頑張っていると思います。でも、まずは健康第一!より良いコンディションで受験を迎えられるよう、食事、睡眠をしっかりとって、勉強に励んでください。応援しています!

プロフィール

足立 遥菜さん
足立 遥菜

県立麻溝台高校出身(神奈川県)、工学部応用化学科に所属する 2年生。「関東理工科大学硬式庭球連盟」加盟の硬式テニス部に入り、週に3回、大学のテニスコートで大会に向けて練習に励んでいる。2年生になってからは化学サークルにも入り、授業とはまた違った視点で、大好きな化学を楽しく学んでいる。

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