1東京工科大学を選んだ理由は?
子供の頃からイルミネーションやプロジェクションマッピングを見るのが好きで、旅行好きの父に日本全国いろいろな所に連れて行ってもらってもらいました。中学生の時に訪れたお台場にあるデジタルアートミュージアム「teamLab(チームラボ)」に感動し、自分もこのようなメディアアートやインタラクティブアートに関わっていきたいと強く思うようになりました。
大学進学について調べるときも、そういったことが学べる大学を探していて、最初に目に止まったのが東京工科大学です。美しく整備されたキャンパスや卒業生の就職先にもとても魅力的に感じ、東京工科大学に行きたいと強く思いました。
2大学ではどんな風に学んでいますか?
メディアに関わる専門的なテーマで実践的な経験を積むことができる「プロジェクト演習」という授業を紹介します。40種類以上のテーマがあり、半年ごとに自分の興味にあるテーマを選ぶことができ、1年生から受講できます。今までに私は、1年生前期に「オリジナルCGアニメーション制作」、後期には「SFX CG制作」を受講しました。
2年生前期は、「アドバンストCGアニメーション制作」のテーマで学修しています。テーマによって人数にばらつきがありますが、現在は1年生から3年生まで約20名が参加しています。
今は4名ずつのグループで、1分間のアニメーション作品を作っています。企画、シナリオ作りから始まり、“Maya”という3DCGアニメーションを制作するソフトを使ってモデリング、編集、レンダリング、サウンドまで、すべての工程を自分たちで行っています。
いろいろなことを学べる実践的な授業ですが、特に、煙や服などの動きをシミュレーションして付けていくのが特に楽しいです。動きをソフトウェアに任せるのではなく、原理を自分で理解したいと思い、高校で習った物理力学についてももう一度勉強しているところです。
また、この演習を通じて目指すものが同じ友達と出会えたことも大きな財産です。大学で好きなものについてとことん話せる環境があるのがとてもうれしいです。
3将来の夢・目標は?
「teamLab」を見て感動した時に感じたメディアアートやインタラクティブアートに関わりたいという思いは今も変わらず、大学でしっかりと勉強して、将来は人々の心を動かせるような仕事がしたいと思っています。
現時点では、メディア学部の3つのコース(メディアコンテンツコース、メディア技術コース、メディア社会コース)のどれを選択するかは、実際に授業や演習を受講しながらしっかり考えているところです。メディア学部には様々な選択肢があり、学びながら自分の好きなこと・得意なことを見極めていける環境がそろっているので、自分の可能性を高めていきたいです。
プロフィール
村川 茅沙
松蔭高校出身(愛知県)、メディア学部に所属する2年生。趣味は旅行と料理で、一人暮らしを始めてから健康のために毎日自炊をするようにしている。日々違うレシピを試しながら作るのが楽しみ。最近作ったのは、地元愛知県知多市名産のペコロスを使い、豚バラで巻いて揚げたもの。大学卒業までに47都道府県すべてを旅するのが目標。