デザイン学部 工業デザインコース

デザイン学部工業デザインコース

2024年4月入学生より School of Design 蒲田
      

コース専門演習紹介ビデオ

コース専門演習紹介文

「工業デザインコース」専門演習(3年次)
この授業では、数種類あるテーマから自分に合うものを選択します。どのようなユーザー体験ができるのかを設定して、ものが提供するサービスまで含めたプロダクト提案に取り組みます。マーカーを使ったスケッチや、PCを駆使して3D CADを利用しながら、アイディアを目で見える形に表現することを繰り返し行います。それぞれの計画を立体や空間にしながら検証作業を行い、デザインの精度を高めていきます。デザインを明確に伝えるプレゼンテーションができるように3Dプリンターを利用してイメージを形にすることも行い、実学に基づく実践的な力も身につけることを目標としています。

人に役立ち、
暮らしを豊かにする製品のデザインを追究する

特長

  • 新たな生活スタイルにおけるサービスを意識したプロダクトのデザインを学修
  • システム構築や企画、ブランディングなどのデザインマネジメントも修得
  • 卒業後、プロダクトデザイン関連のほか、社会のあらゆる分野で活躍できる実践力を修得

工業デザインコースの主な科目

工業系プレゼンテーション

スケッチやドローイングをはじめ、CADなどのデジタルスキル、プレゼンテーション力などを養成。工業デザイン系のインターンシップや企業実習などで求められる総合力をはぐくみます。

人間工学

普段何気なく見たり使ったりしているモノのデザインについて、人間の身体および感覚や知覚の特性などから、デザインにどのように反映されているのかを理解し、自らのデザインや設計に生かします。

商品企画論

ユーザーと企業のあるべき姿を想定した“デザイナー提案型の商品企画論”というアプローチで講義を行います。デザイン思考による広い視野で、企業の潜在的な価値を考察して企画する力の修得をめざします。

専門演習

工業デザイン専門演習

工業デザインにおける制作プロセスを、より高度なテーマで応用します。フォルム、内部構造の理解、造形によるブランド表現を課題に、工業デザインに必要なイメージ構築やスケッチ、造形プロトタイピング、プレゼンテーションなどの実践力を修得します。最終的には設定された複数のテーマから一つを選択し、ヒト・コト・モノを意識した新しい製品の企画とデザイン開発・提案を行います。

Students’Work

Fav.

「Fav.」は父親のラジオを使ってラジオ放送を聴くことにハマった10 代の人に向けて制作しました。チャームポイントはアンテナの先端に付いたボールで、自分の好みや気分に合わせて付け替えながら持ち運んで使うことができます。家にあったものでは物足りない、初めての自分のラジオが欲しい。そんな “初めてのお気に入り”になれるようなラジオにしました。

卒業制作展

4年間の学びで得た力で解決に導くデザインを探究し、制作した作品を展示します。

工業ものづくりデザインコース 優秀賞
作品名「Darling」

工業ものづくりデザインコース 奨励賞
作品名「leather plant」

教員・研究紹介

酒井 正
デザイン学部 教授 
酒井 正
専門分野:遊具、玩具、立体デザイン、空間デザイン
相野谷 威雄
デザイン学部 講師
相野谷 威雄
専門分野:プロダクトデザイン、デザインマネジメント
田崎 咲絵
デザイン学部 講師
田崎 咲絵
専門分野:プロダクトデザイン、UIデザイン、ブランディングデザイン
堀川 卓哉
デザイン学部 講師
堀川 卓哉
専門分野:プロダクトデザイン、インテリアデザイン
高澤 恭子
デザイン学部 助教
高澤 恭子
専門分野:経験設計、ブランディングデザイン
デザイン学部 客員教授
永島譲二
専門分野:工業デザイン

卒業後の進路

大学院進学/製造業/製品開発・製造・販売会社などの企画部門・デザイン部門/生活用品メーカー/文具メーカー/雑貨メーカー/自動車メーカー/玩具メーカー/住宅関連メーカー/3Dモデリングメーカー/プロダクトデザイン事務所
工業デザイナー・プロダクトデザイナー・3D CADオペレーター・製作(生活用品・プロダクト・機器など)・一般企業における総合職(商品開発、企画推進、広報、営業、制作、マーケティング部門など) ほか