資格取得支援(応用生物学部)
食品・化粧品専攻食品コースで取得できる資格-食品衛生管理者、食品衛生監視員
応用生物学部食品・化粧品専攻食品コースは、食品衛生管理者及び食品衛生監視員の養成施設です。応用生物学部食品・化粧品専攻に1年次に入学し、食品コースで必要な科目を履修し、 卒業した学生は食品衛生管理者及び食品衛生監視員の資格を取得できるようになります。
食品衛生管理者とは食品の製造又は加工を衛生的に管理させるため、 施設ごとに設置が必要な任用資格であり、食品衛生監視員とは食品衛生法に規定された職務及び食品衛生に関する指導を行う任用資格。都道府県知事の登録を受けた食品衛生管理者の養成施設において、所定の課程を修了した者が取得できる国家資格です。
※3年次に編入する場合、食品コースが選択できません。
本学学生からの本件に関する問い合わせ先に関しては、学内サイトの応用生物学部をご覧ください。資格取得支援プログラム
応用生物学部では2017年度より、学生の持つ専門知識や技術を証明し、就職活動や実社会で役に立つさまざまな資格の取得を支援しています。
2022年度現在、「色彩検定1級/2級」「フードアナリスト4級」「上級/中級バイオ技術者」「乙種/甲種危険物取扱者」「TOEIC」「マイクロソフトオフィススペシャリスト」を対象に、合格者に対する受験料補助や一部資格では学内で資格対策講座を開講しています。
資格対策講座は、1日で終了するものから週1回の頻度で数か月行うものまで、資格の種類に応じて異なり、各講座には定員が設定されています。※1
※1:希望者数が定員を超えた場合は、基本的に累積GPAでの選抜となります。
資格取得支援プログラムの対象資格
色彩検定1級・2級
色に関する知識・技能を理論的、系統的に学ぶことにより色彩の実践的活用能力を身につけることができます。本資格は、色に関する専門家として美容業界のメイクアップ、ファッションなどの商品企画やコンピュータグラフィクスなどのIT業界への就活に活用できます。
フードアナリスト4級
食に関わる幅広い知識と教養を身につけた食の情報の専門家を認定する資格です。多くの大手食品会社で本資格の取得が要望されています。
上級/中級バイオ技術者
バイオ技術分野の基盤となる生化学や微生物学などの知識を持ち、指導者の指示のもとで遺伝子工学などのバイオ関連実験を適切かつ安全に実行しうる能力として認定されます。本資格は製薬会社や臨床検査会社などのバイオ技術関連企業への就職活動に活用できます。
乙種/甲種危険物取扱者
消防法に基づく危険物を取り扱ったり、その取扱いに立ち会ったりするために必要となる国家資格です。化学メーカーや研究所で働くための基本知識としても重要となる資格です。
TOEIC
英語によるコミュニケーション能力を評価する試験です。科学的な論文の多くは英語で書かれていることから、英語を正しく理解できるようになることは、卒業課題などを進める上でも大変重要になります。
マイクロソフトオフィススペシャリスト
レポートや論文の作成、実験のデータ処理、授業における発表など様々な場面で、文章作成ソフト、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトを使用します。マイクロソフトオフィススペシャリストは、ワード、エクセルなどのマイクロソフトオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。
環境に関わる資格-公害防止管理者、環境計量士、臭気判定士など
環境に関わる資格には、多くの国家資格があります。応用生物学部では、たとえば、公害防止管理者試験であれば、「水質保全学」など、資格に関連する講義を受講することができ、さらに、参考書籍などで学習を積むことにより、在学中にこれらの試験に合格する力を付けることが可能です。
生物に関わる資格-バイオ技術者、生物分類技能検定など
これらの資格は国家資格ではありませんが、この分野の知識を学習した証明になるものです。応用生物学部で開講する講義のうち、かなりの割合の講義がこれらの生物系の資格試験の出題範囲に含まれます。
化学に関わる資格-危険物取扱者など
危険物取扱者は受験者数の多い理科系の一般的な資格です。化学系の講義や実験などで自然に身につく能力に加えて、関連法規を参考書などで学習することによって、こうした化学系の一般的な資格試験に合格する力を付けることができます。
外国語に関する資格-TOEIC、英検、TOEFLなど
TOEICは、英語によるコミュニケーション能力を幅広く評価する世界共通のテストであり、企業・官公庁・学校等で利用されています。本学では、英語インテンシブの中で、TOEIC向けの講座を開講し、さらに、TOEICの試験を比較的安く学内で受けられる制度があります。留学には、TOEFL試験の受験が英語力の証明として必要になる場合があります。こうした外国語資格に挑戦することによって、莫大な情報が英語で流れる時代を生きる術を身につけてほしいと願っています。