生物・生命の機能を未来社会に生かすための、
最先端のバイオテクノロジーを追究
学部紹介ビデオ
学部紹介文生物・生命の機能を未来社会に生かすための最先端のバイオテクノロジーを追究する応用生物学部は、2024年、「生命医薬」「地球環境」「食品」「化粧品」の4つのコースを新設。各自の興味や適性に合わせ選択することができます。「生命医薬コース」では、生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これらを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学修。「地球環境コース」では、生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えていきます。「食品コース」では、バイオテクノロジーを駆使した、健康に役立つ画期的な機能性食品を開発。「化粧品コース」では、豊かな社会の創造につながる化粧品分野を応用生物の観点から学んでいきます。
生物や生命が持つさまざまな機能に関する生命科学と、その可能性を探るバイオテクノロジーは今、最も大きな注目を集める分野の一つになっています。応用生物学部は、ますます重要性が高まっている生命科学&バイオテクノロジーに関する基礎と専門的な知識・技術を修得するとともに、それらを人や社会、環境、産業のために幅広く応用できる人材を育成します。
コース紹介
入学後に選べる4つのコース
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「生命医薬コース」は、生命が持つ極めて精緻な遺伝や代謝の仕組みを理解し、これらを医薬や健康管理に役立てるための先進技術を学ぶことができるコース。ハイレベルな研究に幅広く対応する充実した実験機器・設備を活用し、核酸医薬、タンパク質医薬、遺伝子診断、再生医療など新しい創薬技術を学修していきます。
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「地球環境コース」は、生物の高効率・省エネルギーの機能を応用することで、地球の環境問題の解決を考えていくコース。水や土壌の浄化、砂漠の緑化など多様な問題に取り組み、人と生物や自然が持続的に共存する循環型社会の構築手法を学修・研究していきます。
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「食品コース」は、バイオテクノロジーを駆使した、健康に役立つ画期的な機能性食品の開発を目指すコース。食品の成分や機能を学ぶ科目から、開発・製造を扱う科目まで幅広い内容を網羅したカリキュラムに加え、「食品コース」で必要な科目を履修して卒業した学生は、国家資格の「食品衛生管理者」及び「食品衛生監視員」を取得することができます。
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「化粧品コース」は、皮膚、毛髪、化粧品を学術的・専門的に学ぶコースで、化粧品専門コースとして日本で初めて設立されました。化粧品メーカーの研究部門出身の教員が、開発の現場で必須の実践的な知識や技術を指導することにより、化粧品やその原料の開発・製造・販売などを手掛ける企業で活躍できる人材を育成します。
大学院進学のススメ
~バイオニクス専攻編~ 応用生物学部
研究室情報はこちら
特長
産業界とアカデミックな領域のそれぞれで実績ある教員による教育
本学部では、各業界での実務経験豊富な教員と、学術に精通した教員をバランス良く配置。各専攻分野での学会で注目される技術だけでなく、実社会での最新技術も学ぶことが可能です。
資格対策の特別講座で学べる、独自の資格取得支援プログラム
就職活動や卒業後に本人の力を証明する各種資格について、本学部は手厚い取得支援を実施。資格対策講座を学内で開催しています。
研究を支える最先端の施設、設備群
学生が利用できる研究活動に必須の設備を完備。特にバイオナノテクセンターには、各種分析機器やナノレベルの観察・加工装置をはじめとする業界最高水準の機器が多数設置されています。
各自の興味や適性に合せて選べる4コース制
各自の興味や適性に合せて「生命医薬」「地球環境」「食品」「化粧品」の 4コースを新設。より高いレベルの知識や技術を修得できます。
学修構造
生物や化学の幅広い基礎や実験の
基本技術を修得したうえで、
専門分野の高度な学修・研究へ発展
1・2年次は、生命科学とバイオテクノロジーの分野で研究に取り組むにあたって重要である生物や化学の幅広い基礎知識、また基本的な実験のスキルを身につけます。
3年次は、4つのコースのいずれかに分かれ、各コースごとの専門教育科目で応用・実践へと学びを発展させていき、専門性を追究。卒業課題を行う研究室配属も決まりますが、興味に応じて他コースの科目も履修できる柔軟なカリキュラムを組んでいます。
アドミッションポリシー(入学者受入の方針)
自然科学、特に生命科学やバイオテクノロジーの学修と研究に強い意欲を持って挑み、自己成長して自分の夢の実現をめざす人。国際的な教養と豊かな人間性、高い倫理性、創造性を育み、医療、環境、食品、化粧品などの産業社会で自立して活躍し、持続可能な社会の実現に貢献する意欲がある人を求めます。
卒業生インタビュー
研究室で養った“自分で考える”というマインドを、今もずっと大切にしています
応用生物学部 生命科学・医薬品専攻 医薬品コース 佐藤 淳 教授
中外製薬工業株式会社 笠間諒也(2021年3月 大学院バイオ・情報メディア研究科 バイオニクス専攻 博士前期(修士)課程 修了)
施設紹介
食と農の未来研究センター
食と農の未来を切り開く技術を研究・開発する「食と農の未来研究センター」を設立しました。本センターは応用生物学部と工学部を核としながら、学部の枠を超えてスマート(IoT)農業、新たな機能性食品の開発、新品種の開発などの成長産業領域の実践的なプロジェクト研究に取り組み、地域課題の解決にも貢献します。学生はこれらの融合領域のプロジェクトに参加することで、広い知識や技術を学ぶことができます。
バイオナノテクセンター
高度な研究をサポートする「バイオナノテクセンター」には、ナノレベルの観察・加工装置をはじめとする、世界最高水準の新鋭機器が多く設置され、多彩な分野での研究活動を支えています。「バイオナノテクセンター」の機器は、全コースで共通使用可能です。各コースで主に使用する機器は以下の通りです。
生命医薬コース
分光光度計、冷却遠心機、分光蛍光光度計、倒立顕微鏡、超遠心濃縮機、光ピンセット、共焦点レーザー走査型顕微鏡、セルソーター、分子間相互作用解析装置、DNAシーケンサー、液体クロマトグラフ-飛行時間型質量分析計、高感度化学発光撮影装置、マイクロプレートリーダー、クリーンベンチ、リアルタイムPCR、ロータリーエバポレーター
地球環境コース
分光光度計、冷却遠心機、共焦点レーザー走査型顕微鏡、分子間相互作用解析装置、DNAシーケンサー、高感度化学発光撮影装置、マイクロプレートリーダー、リアルタイムPCR、レーザーエリプソメーター
食品コース
分光光度計、冷却遠心機、卓上ドラフト、高感度化学発光撮影装置、マイクロプレートリーダー、X線回折-示差走査熱量同時測定装置、共焦点レーザー走査型顕微鏡
化粧品コース
分光光度計、冷却遠心機、超遠心濃縮機、走査顕微鏡 SEM、細孔分布装置、蛍光顕微鏡、共焦点レーザー走査型顕微鏡、セルソーター、液体クロマトグラフ質量分析計、液体クロマトグラフ-飛行時間型質量分析計、高感度化学発光撮影装置、マイクロプレートリーダー、イオンコーター、スピンコーター、リアルタイムPCR
資格取得支援
応用生物学部では、資格対策に詳しい外部講師による資格取得プログラムを学内で実施しています。これらの講座の受講費は、その全額または一部を大学が負担します。
資格取得支援プログラムの講座
- 色彩検定1級・2級
- フードアナリスト4 級
- 中級・上級バイオ技術者
- 危険物取扱者 乙種・甲種
- TOEIC
- Microsoft Office Specialist
国家資格「食品衛生管理者」「食品衛生監視員」の
養成施設として登録されています。
食品・化粧品専攻食品コースで必要な科目を履修して卒業した学生は、「食品衛生管理者」および「食品衛生監視員」の資格を取得することができます。
資格取得支援プログラム詳細就職状況
業種別就職先 2024年3月卒業者実績
就職率(就職内定者数/就職希望者数) 2024年3月卒業者実績
就職率 100%
就職内定企業名(2022年3月~2024年3月卒業者までの就職先)
- アートネイチャー
- アインホールディングス
- 赤城乳業
- アデランス
- イオンフードサプライ
- 井田コーポレーション
- 伊藤園
- 伊藤ハム
- イトーヨーカ堂
- いなば食品
- EP綜合
- 榮太樓総本舗
- SBI証券
- 大林道路
- オムロン
- 片倉コープアグリ
- カネ美食品
- 紀文食品
- キユーピー
- 協和キリン
- クリエイトSDホールディングス
- ケンコーマヨネーズ
- 江東微生物研究所
- コスモビューティー
- コーセーインダストリーズ
- コタ
- サティス製薬
- SABON Japan
- サンデリカ
- サンドラッグ
- JCRファーマ
- 資生堂
- シミック
- すかいらーくホールディングス
- 第一硝子
- 第一屋製パン
- ダイセルミライズ
- 田辺三菱製薬工場
- 中外製薬工業
- ツクイ
- ツルハ
- TBCグループ
- 月島メンテサービス
- 東海漬物
- 東京かねふく
- 東洋製罐グループ ホールディングス
- トオカツフーズ
- トシングループ
- 中村屋
- ニッセーデリカ
- 日本食研ホールディングス
- 日本郵政
- ビー・エム・エル
- フジパン
- 富士薬局
- プライムデリカ
- プリマハム
- ポンパドウル
- 山崎製パン ほか