東京工科大学 HOME> 学部・大学院案内> 応用生物学部> 大学院進学のススメ〜バイオニクス専攻編〜

「大学卒業後の進路選びは、
絶対に後悔したくない!」

と考える人に、ぜひ検討してもらいたいのが
「大学院進学」
という選択です。

一番のメリットは、興味のある魅力的なテーマで研究にじっくりと取り組むことで、ワンランク上の専門性を身につけるとともに、高い学識や能力を証明する「修士号」や「博士号」という称号を手に入れられること。将来、有力企業の開発部門などに就職しやすくなるだけでなく、収入面でも学部卒を上回る生涯賃金が期待できます。

理系学生なら注目したい大学院の魅力

大学で4年間学んだら就職するというのが一般的な考えですが、理系学部には必ずしも当てはまりません。
なぜなら理系の学問の核となる「研究」の面白さや醍醐味を存分に味わい、
満足のいく成果を出すには、4年間では足りないことが多いからです。
さらに、将来、企業で研究開発職をめざす場合も、大学院修了者が圧倒的に有利です。
実際、平成30年度の全国調査を見ると、理系(理学・工学・農学系)学生の大学院進学率は3割を大きく超えています。

経済的負担を減らす多彩なサポート

「大学院進学はお金がかかる」という一般論は、本学の場合、必ずしも当てはまりません。
本学の学部を卒業し、本学の大学院に進学する方に対して、以下の充実した経済的支援制度を用意しています。
また、日本学生支援機構第1種奨学金の返還免除制度を利用すれば、経済的負担をさらに軽くすることが可能です。

本学の学部を卒業し、引き続き大学院に進学する人は、入学検定料(通常3.3万円)が免除されます。

本学の学部を卒業し大学院へ入学する人は、入学金(通常25万円)が免除されます。

本学学部から本学大学院への内部進学者を対象に、奨学金を2年間給付する制度を設けています。(一貫早期修了プログラムの学生は1.5年間給付)

3年後期までの累積GPAが2.8以上で、一定の家計基準を満たし、授業料減免を希望する人に対して、大学院の授業料の年額を25%減免する制度を設けています。

★上記1~4を組み合わせると、学費負担は
国公立大学の大学院以下 になります。

本学では、大学院の学生が、学部生の実験や演習科目のサポートを行うことで給与を得ることのできるTA(ティーチングアシスタント)制を設けています。本学の場合、他大学に比べて1コマあたりの給与単価が高く設定されています。
●給与単価:1コマ3,890円(修士課程)
●TA従事者平均給与:約34万円/年(2021年度、修士課程TA従事者192名の平均)

※上記サポートにつきましては、変更の可能性がございますので入学後必ずご確認ください。

公私ともに充実の大学院生ライフ

大学院生になると、学部生時代に比べて履修すべき授業数が少なくなるため、
学生自身で生活スケジュールを組み立てやすくなります。
研究活動に十分な時間を充てながら、
学部生の授業をサポートするTA(ティーチングアシスタント)の仕事やアルバイトを行うことも可能です。

◆大学院生Aさんのスケジュール

高度な専門性を養う大学院の授業

大学院の授業科目は1科目8週のクォーター制で展開され、短期集中で効率的に学ぶことができます。
バイオニクス専攻のカリキュラムは、課題研究に必要な専門知識を学ぶ「専門科目」、社会で求められる汎用能力を身につける「ジェネリックスキル科目」、研究活動を中心的に行う「研究・プロジェクト科目」、そして国際的な教養と専門性を養う「英語科目」で構成。企業で活躍中の専門家による特別講義など、本大学院ならではの注目の授業が目白押しです!

企業の第一線で活躍する講師の実話・実体験に学ぶ特別講義

社会や企業の最新事情や活動の実態について、社会に出る前に知識を得て大学院での研究生活に活かし、
将来に備える。これを目的に開講されているのが、企業の第一線から講師を招いて行なう特別講義です。
バイオ、食品、化粧品、医薬品事業を中心とする充実した内容は、受講学生の高い支持を得ています。

国際的なセンスと教養が養える!! 英語による専門講義

大学院バイオニクス専攻では、国際的なセンスと教養、
実践的な創造性と高度な専門能力育成を目的として、英語で行なう以下の5つの専門講義を開講しています。
“習うより慣れろ”を合言葉に、グローバル時代における活躍を目指す大学院生が、意欲的に学修に取り組んでいます。

核酸工学特論

Nucleic Acid Engineering

吉田亘講師(研究室の情報はこちら

研究成果発表のための
科学英語を学ぼう!

発生細胞工学特論

Cell and Developmental Biology

杉山友康教授(研究室の情報はこちら

前半は原著英語論文での講義、
後半は人工食肉についてのグループ発表。

環境微生物学特論

Advanced Environmental Microbiology

松井徹教授(研究室の情報はこちら

まずは自分の研究を
英語で説明しよう!

ゲノム機能解析学特論

Functional Genomics

佐藤淳教授(研究室の情報はこちら

英語での
アクティブラーニングを
楽しもう。

研究開発職などワンランク上の就職

大学院に進学する大きな魅力のひとつが、将来の就職先の選択肢が増えること。
特に研究開発部門や研究機関では、採用は大学院修了者に限られることがあり、
研究開発職志望の学生にとって大学院進学のメリットは絶大です。
本学大学院バイオニクス専攻では、以下の表のように、
これまでに多くの修了生がバイオや化学、食品、化粧品分野を中心とする有力企業に就職しています。

大学院修了生の専攻別主な就職状況(過去5年)バイオニクス専攻

株式会社アイ・エス・ビー、株式会社アデランス、岩城製薬株式会社、小野薬品工業株式会社、片倉コープアグリ株式会社、株式会社紀文食品、コージンバイオ株式会社、株式会社コスモステクニカルセンター、株式会社サティス製薬、ジェイオーコスメティックス株式会社、株式会社シーボン、シマダヤ株式会社、シミック株式会社、水ing株式会社、株式会社新日本科学、中外製薬工業株式会社、東和薬品株式会社、株式会社ナリス化粧品、日華化学株式会社、株式会社日本色材工業研究所、日本精化株式会社、日本ハム食品株式会社、パーソルファーマパートナーズ株式会社、株式会社ファンケル、富士製薬工業株式会社、古林紙工株式会社、株式会社ベネッセスタイルケア、マナック株式会社、株式会社武蔵野フーズ、森永乳業株式会社、株式会社雪国まいたけ、吉田製薬株式会社、ロゼット株式会社