生体情報工学(黒川)研究室
研究内容 |
生物は周辺環境の多種・多様な情報を収集しながら、それらを総合的に分析し、環境に適応してふるまう、高度な自律型システムです。また、生物は様々なレベルでネットワークを形成し、新たな価値を生み出す不思議な能力を持っています。本研究室では、このような生体の情報処理のしくみを取り入れた情報技術やシステムの提案をしています。例えば、スパイクニューロンを用いたネットワークによる画像処理への応用や、群知能アルゴリズムなどが具体的なテーマです。また、生体での情報処理の仕組みを捉える技術についても研究しています。こちらは、神経回路網におけるニューロンモデルの解析であったり、遺伝子制御ネットワーク推定方法の研究であったりします。我々は、生物は、持続可能社会のお手本となる可能性を大いに秘めた「完成されたシステム」と考えています。これまでの電気電子の知識をベースにこのシステムを紐解く研究をしています。
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研究テーマ |
・Pulse Coupled Neural Networkを用いた画像特徴量抽出と画像内容検索 |
研究室の独自ページ |
研究キーワード |
神経回路網モデル , 神経細胞モデル , 関数近似 , 最適化問題 , 生体情報工学 |
関連するSDGs |
担当教員 | ||
教授 学生部長 黒川 弘章/クロカワ ヒロアキ/KUROKAWA Hiroaki 専門分野:計算知能、ソフトコンピューティング | ||
助教 小原 翔馬/オハラ ショウマ/OHARA Shoma 専門分野:非線形ダイナミクス、同期現象、カオス |