REC.011 chapter.2「学生時代はお金よりも友達をつくる!」
season 4
REC.011 chapter.2
学生時代はお金よりも友達をつくる!
― これはゲスト講師に共通の質問なんですが、エンタテインメント業界に就職するために、学生が視野を広げるためには、今、どんなことが必要でしょうか?
美藤:僕の経験から学生時代の人間関係が一番長続きすると思うんです。学生時代の友達って切れないんですよね。それはお互い、無理して付き合わなくていいのに付き合うからだと思うんです(笑)。学生時代のアルバイトの仲間や上司は人間関係が深い。もちろん学友も。僕はどんなやり方でもいいと思うんです。ゲームをやるんだったら、ゲームをやるだけじゃなくてオフ会に行けと言いたいし、音楽好きだったら、フェスへ行く友達に加わるとか、学生時代にこそ無駄な付き合いをした方がいいと思うんです。学生時代の友達というのは、たった一回でもあの時はこうだったと覚えているものです。それとその時のコミュニケーション能力が重要だと思いますね。社会に出てからは仕事としてのコミュニケーションがありますが、学生時代は決まりがないじゃないですか。だから人に会って、友達を作って欲しいですね。
― 御社(株式会社エムアップ)の就職情報ですが、どんな業務があるのでしょうか?
美籐:「携帯コンテンツ配信事業」「PCコンテンツ配信事業」「eコマース事業」の3つの事業を柱に、それぞれが独自の事業モデルを構築し、この3事業が連動しています。 うちの会社のホームページから新卒の募集も出ていますので、ぜひご覧になって下さい。インターン制度もやっています。
参考リンク:http://info.m-up.com/recruit/
― どんなルーキーを必要としていますか?
美籐:ずばり本音を言うと、うちは全てのタイプが欲しいですね。僕は今日、講義で起業する人のために話をしましたが、うちの会社が欲しい人材はそういうアイデアを創る人も欲しいし、内気だけど言われたことをちゃんと自分なりにスケジュールを守ってやる人材も必要です。うちはそういう人たちも大切にしているので、どんな人でもいいからトライしてください。採用は、応募者は3500人ぐらいに対し5人程の高い倍率ですが、楽しそうだと思ってくれたら、ウエルカムです。
今日の講義で言い忘れたんですけど、人は世の中平等だとよく言いますが、僕はこれまでの仕事の経験から平等も多々あると思っています。でも僕らの会社は、人の何倍もやったら必ず上に行ける評価をする組織でありたいし、だから僕も新しい目標を持って頑張っていきたいですね。
― 学生時代にはどんなことに興味を持っていたのですか?
美籐:自分の夢を叶えるためにはどうすればいいのか、どういうことをやりたいのか、ディレクターになりたいのか、プロモーターになりたいのか、それで目標を作ってやっていました。キョードー東京へバイトで入ってわかったことは、自分を伸ばすためにはたくさん働くしかないな、ということでした。人が8時間働くところを10時間、12時間働くことで見えてくることがあって、体力あるやつもいれば、頭がすごくいいやつもいる。でも、それより人より上に行こうと思ったら、人よりたくさん働くことです。
― 本日は誠にありがとうございました。
chapter.1 「人より上に行こうと思ったら、人よりたくさん働くこと」
REC.011 美藤宏一郎
株式会社エムアップ代表取締役
- REC.011 chapter 1-2
- chapter.1 「人より上に行こうと思ったら、人よりたくさん働くこと」
- chapter.2 「学生時代はお金よりも友達をつくる!」