REC.003 chapter.6「僕らに理解できない話を求めている」
season 1
REC.003 chapter.6
僕らに理解できない話を求めている
―御社ではどんな人材を求めていますか?
杉本:最近、割と多くの若い人たちがテンプレートに押し込められたように、考え方がパターン化しているように思えます。ですので、考える人、考えることのできる人です。
―テンプレートは、雛型とか定型書式と言った意味がありますが、つまり独創的な発想をする人材を求めているわけですか?
杉本:狙いすぎではなく、僕らに理解できない話をできる人です。ですから、僕らにとっては、「凄いね」って言うのは誉め言葉ではなく、「何を言っているの?」の方が、必要としている人材に対して正しい反応じゃないかな。そもそも新しい発想は、前例がないわけですから、話したとき、すぐに理解されるはずがないわけですよ。
―今日の学生はいかがでしたか?
杉本:一定の学生たちは相槌を打ちながらメモを取り、また、かなり熱心な方がいました。そういう方々が授業というコンテンツづくりに参加し、今日の授業は、僕としてもコンテンツになったな、と思っています。
―ありがとうございました。
(次回は怒髪天のVOCALの増子直純さんです。)
chapter.6 僕らに理解できない話を求めている
REC.003 杉本 誠司さん
株式会社ニワンゴ 代表取締役社長
株式会社ドワンゴコーポレート本部 広報室長
ニコニコ事業本部アライアンス 事業部長 兼 コンテンツ企画政策部長
- REC.003 chapter 1-6 -
株式会社ニワンゴ 代表取締役社長
株式会社ドワンゴコーポレート本部 広報室長
ニコニコ事業本部アライアンス 事業部長 兼 コンテンツ企画政策部長