山本竣也さん

サーバーやインフラの構築などをバランスよく学び全体を見渡せるような人になりたい

コンピュータサイエンス学部 3年

山本竣也 さん

2023年6月取材

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1東京工科大学を選んだ理由は?

元々ゲームが好きで、そこからプログラミングにも興味を持つようになりました。プログラミングができる大学を調べる中で、実際に手を動かしてものづくりができる東京工科大学のコンピュータサイエンス学部に魅力を感じました。キャンパスに足を運んでみると、その広さと充実した設備が印象的で、ここに通いたいという思いが強くなりました。また、父が東京工科大学出身で親近感があったのも大きな理由です。

私は「奨学生入試」の制度を使って受験しました。奨学生合格者は返済義務のない年額130万円の奨学金を最長4年間支給されるのですが、奨学生としての合格が得られなくても、一般選抜免除合格者として、一般試験を免除する形での合格者も出る制度になっています。私はこの一般合格枠で合格し、一般入試よりも早い時期に合格することができました。

2大学ではどんな風に学んでいますか?

入学時には、すでにプログラミングに触れていてかなり知識がある人も周りにはいました。とはいえ、最初の授業は僕のような初心者でもついていけるカリキュラムになっています。すでにプログラミングの知識のある人たちにとってはすぐに課題が終わるレベルですが、その人達はTA(※)と一緒に「教える側」に回ってくれました。わかる人は教え合う、という雰囲気があり、学びやすいです。プログラミングのイロハを学ぶ講義と、実際に使ってみる実践的な講義が両方あり、どちらも学んでいくうちにそれらがつながり「こういうことなのか!」と理解が深まりました。

※TA(Teaching Assistant):大学院生がさまざまな授業に参加し、授業補助を行う制度。

数学のクラスでわからないところがあった時などは、「学修支援センター」を活用しました。数学などの基礎はもちろん、プログラミングの具体的な質問には大学院生が答えてくれるので、とても心強かったです。

3年生になった今は、大学の通常カリキュラムでは学べないようなことに取り組む「戦略的教育プログラム」というプロジェクトの「システム開発道場」に参加しています。そこでは、オープンデータを使い、ドライバーのヒヤリハット防止の交通安全対策のシステムを考えたり、多摩地域の観光活性化について考える「多摩地域マイクロツーリズムプロジェクト」でアプリ開発を行っています。コンピュータサイエンス学部の「戦略的教育プログラム」には、プロジェクトには学年の指定がないため、1年生から4年生まで様々な人が参加していて良い刺激になっています。

3将来の夢・目標は?

今の学部が自分にはとても合っていると感じています。例えばエラーが出て動かないシステムの原因を調べて改善するという作業を粘り強く繰り返し、ようやく動いたときの達成感がすごく好きです。その経験から、将来はサーバーやインフラの構築など、環境を整えたりする仕事ができたらと思っています。私は専門的なスキルを突き詰めるというよりは、いろんなことをバランスよく学び実践することが好きなので、これからも興味あることを色々と学びながら、全体を見渡せるような人になりたいです。

受験生のみなさんへ

ITに関する知識がある人もない人も、やる気のある人だれもが「やりたい」「やってみたい!」と全力で取り組める環境や制度が、コンピューターサイエンス学部にはあります。
ITに興味がある人はぜひコンピュータサイエンス学部へ!

プロフィール

山本 竣也さん
山本 竣也

大宮中央高校出身(埼玉県)、コンピュータサイエンス学部に所属する3年生。JR横浜線八王子みなみ野駅近くの「学生寮(大学までスクールバスで6分)」に住んでいる。学生寮の学食で夕飯配膳のアルバイトも。趣味はゲームと、サイクリング。サイクリングでは目的を決めず、知らない場所を当てもなく散策するのが好き。

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