先端技術分野の中で最も大きな注目を集めているバイオテクノロジーとナノテクノロジーは、互いに密接な関係にあります。この両者を融合した“バイオナノテクノロジー”は、21世紀社会に不可欠な新しい基盤技術であり、その研究の推進は産学官共通の最重要課題のひとつになっています。 しかし、バイオナノテクノロジーを包括的かつ統合的に扱い、研究・開発を支 援する施設は、わが国はもとより、この分野の先進国とされるアメリカにもほとんど存在していませんでした。 そこで東京工科大学では、時代の要請に応える新しい研究拠点として、「バイオナノテクセンター」を本学片柳研究所内に開設しました。他に類を見ないこの先駆的施設には、世界最高水準の新鋭機器が用意されています。また、空いている機器は皆様にお貸しますので、センター利用ガイドをご覧ください。