コーオプ実習レポート(2025年度春期)~コーオプ教育~
東京工科大学 コンピュータサイエンス学部・メディア学部・応用生物学部・工学部では、有給の長期就業体験「コーオプ実習」を導入しています。これは、単なる見学や短期間の就業体験(インターンシップ)に留まらず、企業の戦力として報酬を得ながら実務に携わる教育プログラムです。
コンピュータサイエンス学部・メディア学部・応用生物学部・工学部の一部では、春期及び夏期休暇中に3週間の実習を行い、より実践的なキャリア形成を推進しています。
今回、2025年度春期のコーオプ実習に参加したコンピュータサイエンス学部吉井 陸さんのレポートを紹介します。
実習先は、株式会社フラワーオークションジャパンです。実習には、コンピュータサイエンス学部の吉井さんの他、応用生物学部、メディア学部からも各1名の学生が参加いたしました。
コーオプ実習レポート
私達は、約3週間にわたり、様々な業界について理解を深め、視野を広げることを目的に、株式会社フラワーオークションジャパンでコーオプ実習に参加しました。
視野を広げたいと考えた理由は、自身の学部とは異なる業界を見ることで、新たな考え方や価値観に触れ、自分の将来の選択肢を広げたいと考えたためです。実際に現場で働く方々の姿や業務内容を知ることで、これまで知らなかった業界への理解を深めることを目的としました。
株式会社フラワーオークションジャパンは花きの流通拠点として、生産者と購入者を繋ぐ役割を担っており、切花と鉢物の両方を取り扱っている企業です。両者の売上が約5:5となっている点は花き市場の中でも特徴的であり、実際に現場を見た際には、その規模の大きさに圧倒されました。
今回の実習では、大きく分けて以下の業務を経験しました。
・物流現場での作業(約2週間)
・営業に関わる事務作業(約1週間)
物流現場での作業では、切花や鉢物を台車を用いて運搬したり、オークション用の写真撮影を行ったりしました。現場では一日に非常に多くの種類の花が取り扱われており、その量と種類の多さに驚きました。また、商品であるため、一つ一つを丁寧に扱うことの重要性を実感しました。
一方、営業に関わる事務作業では、注文品を企業独自のシステムへ入力したり、生産者の方へ注文内容の確認連絡を行ったりしました。また、社員の方が売上を生産者へ伝える市況連絡の様子を見学させていただき、企業と生産者との信頼関係の大切さを学びました。
さらに、企業の取り組みについてお話を伺う機会もありました。その中で、日本において花きの売上が低下している現状に対し、商品に付加価値を与えることで相場を安定させる取り組みを行っていることを知りました。価値を高めることで、少ない数量でも確かな利益を得られる仕組みを目指しており、生産者が今後も花の生産を続けられるようにするための工夫であると理解しました。
実習の中で特に印象に残ったのは、物流現場で一日に非常に多くの種類の花が取り扱われている様子です。これまで花屋で当たり前のように目にしていた花が、実際には多くの工程を経て店頭に並んでいることを実感し、その裏側にある多くの人の努力や工夫に気づくことができました。
また、実習を通して、自分の作業だけでなく全体の流れを意識して行動することの重要性を学びました。周囲の状況を見ながら行動することで、より効率的に作業を進めることができると感じました。
この実習を通じて、これまで身近にあったものの裏側にある仕組みや、多くの人の関わりについて理解を深めることができました。視野を広げるという当初の目的を達成できただけでなく、新たな気づきや考え方を得ることができたと感じています。今後はこの経験を活かし、より主体的に物事に取り組み、さらに成長していきたいと考えています。
■コーオプ教育WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/eng/coop_edu.html
■コンピューターサイエンス学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/cs/index.html
■応用生物学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/bionics/index.html
■メディア学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/media/index.html
