大久保研究室の中尾根美樹さんがLPM2021で研究発表を行い、Outstanding Student Paper Award を受賞
2021年6月8日~11日にオンラインで開催された「The 22nd International Symposium on Laser Precision Microfabrication」において、大学院工学研究科
サステイナブル工学専攻修士1年の中尾根美樹さん(所属研究室:大久保研究室)が Short Oral Presentation を行い、"The LPM 2021 Outstanding Student Paper Award (Short Oral Presentation)" を受賞しました。
中尾根さんは、"Development of the AI for estimating laser power from temperature distribution" と題して研究発表を行いました。内容としては、レーザ加熱の数値計算を大量に実施し、そのレーザ照射条件と、得られた加熱結果との関係を学習するAIを開発し、学習していない加熱結果から、レーザ照射条件の内の最も基本的なパラメータであるレーザパワーを推定することに成功しました。AIのプログラムを開発し、研究室で開発しているレーザ加熱の数値計算プログラムと融合することにより、高精度で学習することが可能となりました。
なお、本研究は本学片柳研究所、JAXAとの共同研究で、NEDO の「官民による若手研究者発掘支援事業」の助成を受けて実施されました。
■The 22nd International Symposium on Laser Precision Microfabrication:
http://www.jlps.gr.jp/lpm/lpm2021/
■NEDOの「官民による若手研究者発掘支援事業」:
https://www.nedo.go.jp/koubo/CA3_100226.html
■東京工科大学大久保研究室(光・エネルギー研究室)ホームページ:
http://www.o-kubo.org/~lab/
■大学院工学研究科サステイナブル工学専攻WEB:
https://www.teu.ac.jp/grad/eng/index.html