佐藤拓己・応用生物学部教授のインタビュー記事が日経バイオテクオンラインに掲載
応用生物学部の佐藤拓己教授の研究が日経バイオテクオンラインに紹介されました(2015年2月2日)。この研究は褐藻類シワヤハズ由来の「テルペノイド・ゾナロール」の機能性の研究で、潰瘍性大腸炎を抑制することを発見しました。現在、東京工科大学、東京海洋大学および鳥羽水産試験場と共同で、褐藻類シワヤハズの養殖システムの確立に着手しました。また同研究チームは、褐藻類シワヤハズ由来の「テルペノイド・ゾナロール」が、大脳皮質の神経細胞を保護することを発見し、1月23日のBBRCに論文が掲載されました。この作用は、潰瘍性大腸炎と同じく、転写因子Nrf2を介して起こることを証明しました。
■東京工科大と東京海洋大、鹿児島大、種子島の褐藻テルペノイドの機能性発掘、鳥羽で養殖へ 日経バイオテクオンライン 2015年2月2日
https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150202/181997/
佐藤拓己応用生物学部教授の「褐藻類シワヤハズ由来のテルペノイド・ゾナロールが潰瘍性大腸炎を抑制」する研究内容が各種メディアで紹介される
https://www.teu.ac.jp/information/2014.html?id=296
褐藻類の成分が「潰瘍性大腸炎」を抑制することを発見、応用に期待-応用生物学部
https://www.teu.ac.jp/press/2014.html?id=277
Zonarol, a diterpenoid from the brown algae Dictyopteris undulata, provides neuroprotection by activating the Nrf2/ARE pathway BBRC
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0006291X15000893
Marine Hydroquinone Zonarol Prevents Inflammation and Apoptosis in Dextran Sulfate Sodium-Induced Mice Ulcerative Colitis PLOSONE
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0113509