工学部の「戦略的教育プログラム」の一つである「再生エネルギー利用EV製作教育プログラム」は、今、一番ホットなテーマであるEV(電気自動車)の製作を通じて、最新技術を生かした実践的なものづくりの能力の修得やエネルギーの有効活用とサステイナブル工学の重要性を体感することを目的としています。
工学部の1年生から3年生の学生有志が結集し、モーター・電気系統(パワートレイン)の製作は電気電子工学科、車体フレームの製作は機械工学科、車体カバー(カウル)の製作は応用化学科の学生が中心となり、各学科の専門性を発揮できるようにしています。
EV(電気自動車)を走らせる再生可能エネルギーは、学内に建てられたスマートハウスの太陽光発電と風力発電で作られたものを利用します。エネルギーを有効活用するためにどんな工夫ができるかということを通して、サステイナブルやエネルギーの大切さを理解していきます。
最終的には「全日本 学生フォーミュラ大会」出場、という目標で進んでいます。
高木茂行 教授 Interview
学生フォーミュラ出場を目指して、再生可能エネルギーのみで走る
EV製作にチャレンジしています!
Road to 全日本学生フォーミュラ大会
CQ EV ミニカート筑波レース in 筑波サーキット
2017年4月にスタートした「EVプロジェクト」。
「全日本学生フォーミュラ大会」出場という目標に向けて、電気自動車の製作を精力的に行っていますが、中間発表的な位置づけで、2019年6月9日に「CQ EV ミニカート筑波レース」に出場しました。
これからの「EVプロジェクト」の推進に当たり、手応えと課題、モチベーションを共有することができた有意義なレース出場となりました。