新⼊⽣の「コミュニケーションツール」利⽤実態調査を発表
2024年5月14日掲出
Instagramが9年連続増の約8割、X(旧Twitter)と並ぶ TikTok、Pinterestも⼥⼦で⾼い伸び
東京⼯科⼤学(東京都⼋王⼦市、学⻑ ⾹川豊)では、2024年度の新⼊⽣を対象に、SNSなどコミュニケーションツールの利⽤状況などに関するアンケート調査を実施いたしました(調査時期:2024年4⽉、サンプル数:1,712⼈、男⼥⽐:約6対4)。以下の通り結果をご報告いたします。この調査は2014年から実施しており、今回で11回⽬となります。
調査結果サマリー
- ■ Instagramが9年連続増、約8割でX(旧Twitter)と並ぶ
- SNS利⽤率では、LINE(99.2%)が2014年の調査開始以来10年間不動の1位を達成。Instagramが主要SNSでは唯⼀9年連続増の約8割(1.3ポイント増79.6%)となり、微減に転じたX/Twitter(2.7ポイント減80.9%)とほぼ並ぶ結果となりました。またTikTok(1.7ポイント増46.0%)も6年連続で増加し、近年増加しているDiscord(1.6ポイント減44.4%)をわずかに上まわりました。
- ■ ⼥⼦の増加が顕著なTikTokは初の6割超、Pinterestも37%に急伸
- 男⼥別では、Instagramは⼥⼦が2年連続で9割超(1.2ポイント増92.0%)、男⼦も初の7割超(2.2ポイント増71.5%)となりました。⼥⼦での伸びが顕著なTikTokは初めて6割を超えた(6.2ポイント増62.8%)ほか、Pinterestも同様に4割近く(8.8ポイント増37.1%)に急伸しています。これらは⼥⼦が先⾏して拡⼤してきたInstagramのように今後の動向が注⽬されます。Xは、⼥⼦で10年ぶりに8割を下回り(5.2ポイント減79.2%)ました。
- ■ 連絡⼿段はLINEが10年間トップ。XのDMは減少傾向続く
- 連絡⼿段では10年間トップをキープしているLINE(97.9%)、InstagramのDM(48.0%)、Discord(23.2%)の上位は前年度から横ばい。XのDM(7.0ポイント減13.8%)は⼥⼦(10.2ポイント減)を中⼼に昨年からの減少傾向が続いています。
- ■ YouTube、Amazonプライム・ビデオなど上位横ばい。TVerは5年連続増
- 動画サービスは、YouTube(2.1ポイント減97.3%)が過去3年の99%台からは微減したものの調査開始以来9年連続の1位をキープ。2位のAmazonプライム・ビデオ(45.7%)、3位のAbemaTV(30.3%)、4位のNetflix(27.2%)はいずれも横ばい。⼥⼦では3位(42.1%)のTVer(1.9ポイント増26.8%)は、男⼦でも4.2ポイント伸び5年連続で増加傾向となっています。
- ■ iPhone利⽤率は約8割の⾼⽔準維持も10年ぶり減少
- iPhoneの利⽤率は約8割(2.6ポイント減79.6%)の⾼⽔準を維持しています。⼀⽅iPhone以外(2.8ポイント増20.4%)は2020年以来の20%台となり、2014年の調査開始以降10年間拡⼤し続けてきた差はわずかに縮まりました。
- ■ ⼊学前にSNSなどで連絡したことがある新⼊⽣は最も少ない25.8%
- ⼊学前にSNSなどで連絡をとりあったことがある新⼊⽣は全体の25.8%(9.6ポイント減)で、半数を超えた2020年から4年連続の減少。2019年の調査開始以来最も低くなりました。
調査概要
調査日: | 2024年4⽉1⽇〜4⽉21⽇ | |
調査対象: | 2024年度の東京⼯科⼤学新⼊⽣(⼋王⼦キャンパス、蒲⽥キャンパス) | |
サンプル数: | 1,712名(回収率90.2%) | |
調査方法: | Moodleによるオンラインアンケート ※2014年〜2019年は対⾯記⼊⽅式 | |
回答者属性: | 下記ご参照ください |
この件に関するお問い合わせ先
⽚柳学園 コミュニケーション企画部 担当: 内田
E-mail: uchidak(at)stf.teu.ac.jp Tel: 03-3732-1154
※(at)はアットマークに置き換えてください。