「大学生音楽産業フォーラム02」の開催のお知らせ
東京工科大学メディア学部・吉岡英樹講師が主催する「大学生音楽産業フォーラム02」が6月26日(日)に、八王子学園都市センターにて開催される。昨年京都で開催された第1回に引き続き、当日は京都精華大学と大阪電気通信大学の教員および学生も参加し、大学連携による音楽産業活性化についてディスカッションを実施。東京工科大学では、今回のフォーラムを開催することにより、八王子近辺の大学と新たな連携を築くことを期待している。参加費無料、要・事前登録。
今回が2回目となる「大学生音楽産業フォーラム」では、昨年から開始した関東・関西の3大学(東京工科大学、京都精華大学、大阪電気通信大学)による連携プロジェクトの紹介のほか、各大学における音楽を通じた地域や音楽産業の活性化構想などを語ることにより、さらなる連携の輪が広がることが期待されている。
これらの大学連携により、東京工科大学の学生メジャーアーティスト「ダイスケ」の支援もすでに実施されており、音楽業界との連携により学生が実践的に学ぶ場が提供されている。
◆大学生音楽産業フォーラム02
【これまでの経緯】
Mr. Childrenのプロデューサー・小林武史が主宰する烏龍舎でシンセサイザープログラマー兼海外マネージャーをしていた吉岡英樹が、転職した東京工科大学メディア学部で、2年前にTUT MUSIC SUPPORT(以下TMS)というプロジェクト演習を始めたのがそもそもの始まり。TMSは、吉岡英樹の周辺にいたデビュー前のアーティストや学内外からオーディションしたグループなどを、東京工科大学の学生が主体となってプロモートし、それを通して学生の企画力や問題発見・解決能力を伸ばすことを目的としたもので、ほとんど実際のプロダクション会社のような組織を持っている。ライブイベントやCD販売で得た収益は、プランジャパンという貧困地帯の子どもたちを支援するNGOに寄付している。
東京工科大学で吉岡英樹とともにTMSの立ち上げと運営を一緒にやってきた大山昌彦と、京都精華大学人文学部でポピュラー音楽を教える安田昌弘が以前からの知り合いだったこともあり、TMS的なことを京都でも出来ないかと模索していたところ、さらにそこに「初音ミクでゼミをする先生」として有名な大阪電気通信大学の山路敦司が参加し、話を進めるうちに、TMSのアーティストを中心に、関西の面白そうなアーティストも集めて、来年京都でライブイベントをしようということになった。関東のアーティストを関西で売り出したり、逆に関西のアーティストを関東でブレイクさせるには、どんなやり方が考えられるんだろう? そんな疑問を軸に、日本のポピュラー音楽のこと、地域文化のこと、音楽産業のこと、情報通信技術のことなどを考えている。
2010年には三大学連携の一年目における経緯と成果を日本ポピュラー音楽学会にて発表した。
【開催日時】
2011年6月26日(日)
13:30開場、14:00開始、17:00終了
【開催場所】
八王子学園都市センター 第5セミナー室
(八王子(東急)スクエアビル12階)
【入場料】
無料
【当日のプログラム】
1.音楽産業に関連した教育及び研究の紹介(60分)
大山昌彦(東京工科大学)
加藤綾子(東京工科大学 演習講師)
2.関西での大学連携及び音楽業界との連携の紹介(60分)
安田昌弘(京都精華大学)
山路敦司(大阪電気通信大学)
谷口文和(亜細亜大学短期大学部)
3.産官学連携による地域活性化~八王子から音楽シーンを盛り上げる(60分)
松本賢(音楽プロデューサー)
小沢尚弘(FM八王子設立準備会 事務局長)
吉岡英樹(東京工科大学)
【問い合わせ先】
東京工科大学 メディア学部 吉岡英樹
▼本件に関する問い合わせ先
東京工科大学 広報課
TEL: 042-637-2119
E-mail: pr(at)so.teu.ac.jp
URL: https://www.teu.ac.jp/
※(at)をアットマークに置き換えてください。
2011年6月21日掲出