2008年度片柳コンピュータ科学賞授賞式、記念講演会開催
5月23日に東京工科大学八王子キャンパスにおいて片柳コンピュータ科学賞の授彰式及び記念講演が開催された。この賞は、毎年コンピュータサイエンスの分野で優れた研究実績を納めた研究者に贈られるもので、今年の受賞者には、カリフォルニア大学バークレー校電気工学・コンピュータサイエンス学科 C・レスター・ホーガン(C. Lester Hogan)教授であるクリストス・パパディミトリュー(Christos Papadimitriou)氏[片柳優秀研究賞]、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)電気工学・コンピュータサイエンス学科エスターおよびハロルド・E・エジャートン(Esther and Harold E. Edgerton)教授兼准教授であるエリック・D・ドメイン(Erik D. Demaine)氏[片柳新進リーダーシップ賞]が選ばれた。
相磯秀夫学長より、片柳優秀研究賞受賞者であるパパディミトリュー氏と片柳新進リーダシップ賞受賞者であるエリック・D・ドメイン氏それぞれにメダルと副賞が授与された。
本学相磯秀夫学長より片柳コンピュータ科学賞授賞式にあたり、パパディミトリュー氏、エリック・D・ドメイン氏の優れた研究業績が紹介され、また、両受賞者を選考したカーネギーメロン大学と本学の片柳賞選考委員会に対する敬意と片柳コンピュータ科学賞の設立に関しご理解とご配慮をいただいたカーネギーメロン大学のジャレッド・L・コホン(Jared L.Cohon)学長をはじめとする関係諸氏に対し謝意が表された。
授賞式に引き続き、片柳優秀研究賞を受賞したパパディミトリュー氏の受賞記念講演、そして、片柳新進リーダシップ賞受賞者のエリック・D・ドメイン氏の受賞記念講演が行われ、両受賞者から研究内容などが紹介された。
受賞者の講演のあとに懇親会が行われた。