八王子市中学校科学教室実施報告(4)
2024年10月8日掲出
東京工科大学では、八王子市立中学校の生徒が、理科や科学への興味・関心を高めることを目的として、令和5年度より、八王子市教育委員会と連携して、中学校科学教室を開催しています。
10月5日(土)に第4回目の科学教室を行いました。
第4回目の科学教室は、「ロボットシミュレーターで学ぶプログラミング(入門編)」と題し、プログラミングの初歩を学習しました。
今回の科学教室では、中学生の皆さんが普段の学校生活で使用しているタブレットを持参してもらい学習に取り組んでもらいました。学内ネットワークへの接続を行ったのち、コンピュータサイエンス学部の大島幸己実験助手、木崎恭輔実験助手の説明のもと、プログラミングの基本となる順次・分岐・反復の処理について、課題を交えながら、楽しく学習しました。
課題をクリアした中学生に自分がどのようにプログラミングしたか発表してもらい、目的を達成するためのプログラミングには何通りも方法があり、正解は1つではないということを学習してもらいました。
今回参加した中学生の多くがプログラミング言語「Scratch」の利用経験があったことから、学習がスムーズに進みました。
次回の科学教室は、今回の学習をもとに、キューブ型ロボットを用いて地図上を走行させる実習を行います。