八王子市中学校科学教室実施報告(2)
2024年8月5日掲出
東京工科大学では、八王子市立中学校の生徒が、理科や科学への興味・関心を高めることを目的として、令和5年度より、八王子市教育委員会と連携して、中学校科学教室を開催しています。
この度、8月3日(土)に第2回目の科学教室を行いました。
第2回目の科学教室は、「DNAを取って、見て、操ろう!」と題し、制限酵素によるDNAの切断とその解析に関する実験とバナナからゲノムDNAを取り出すという2つの実験を行いました。
まず、応用生物学部の西良太郎准教授より、遺伝子やDNAについての説明ののち、中学生の皆さんは、今回の実験で使用するマイクロピペットの使い方を先生や学生に教わりながら練習しました。その後それぞれで試薬を作り、電気泳動装置を用いて、狙い通りDNAが切断されていることを確認しました。
引き続き、西准教授より、動物と植物の遺伝子の共通項や違いについて説明があったのち、バナナからゲノムDNAを取り出す実験に取り組みました。今回の実験では、希望する保護者の方にも参加いただき、実験を体験していただきました。
今後も毎月1回、東京工科大学内の施設を使用し、八王子市中学校科学教室を実施していきます。