八王子市中学校科学教室実施報告(1)
2024年7月25日掲出
東京工科大学では、八王子市立中学校の生徒が、理科や科学への興味・関心を高めることを目的として、令和5年度より、八王子市教育委員会と連携して、中学校科学教室を開催しています。この度、7月20日(土)に今年度の開講式と第1回目の科学教室を行いました。
第1回目の科学教室は、「アルミニウムの板を虹色に変えるめっき」と題し、「アルマイト」という硬い皮膜をつけたアルミニウムの板にめっきを施し、虹色に輝く板を作る実験を行いました。
まず、工学部応用化学科の西尾和之教授より、今回の実験で使用するアルマイトの実用例について紹介がありました。引き続き、今回の実験内容についての講義を受けたのち、中学生の皆さんは白衣と保護メガネを着用し、実験に取り掛かりました。
各班に分かれて大学生の実演を見た後、中学生一人ひとりが、実験装置を操作し、アルミニウムの板にめっき処理を行いました。
今後も毎月1回、東京工科大学内の施設を使用し、八王子市中学校科学教室を実施していきます。