メディア学部の学生が「ADADA Japan 2021 学術大会」で学生奨励賞と一般投票賞を受賞
10月8日(金)にオンライン開催された、アジアデジタルアートアンドデザイン学会(ADADA)主催のADADA Japan 2021 学術大会において、メディア学部の教員と学生が学生奨励賞と一般投票賞を受賞しました。「学生奨励賞」は、各セッションのから学生の優秀な発表に対して委員が選定し、「一般投票賞」は参加者の投票により選ばれます。
【受賞情報】
ポスター発表:学生奨励賞
発表タイトル:「犬型バルーンを用いた自律的な道案内ロボット」
受賞者:メディア学部4年 渡辺 文美さん、太田 高志教授、加藤 邦拓助教
発表概要:道案内ロボットは、地図が苦手な人でも迷わずに目的地まで先導することができる。しかし、これらの多くは頑丈な作りをしており、ユーザに対して機械的な印象をもたらすことがある。そこで本研究では、犬型バルーンを用いた道案内ロボットを提案する。バルーンを用いることで、機械的な印象から遠ざけユーザに親しみや安心感を与える。提案するロボットは空気の出し入れによって伸縮する足を持ち、地面を蹴って進むことができる。
ポスター発表:一般投票賞
発表タイトル:「過去の自分と暮らす部屋」
受賞者:メディア学部4年 神山 渚さん、太田 高志教授、加藤 邦拓助教
発表概要:生活を記録し振り返るライフログにはテキストや写真・動画を使用し、主観的な情報を記録するものが多い。本研究では過去の自分の行動を記録し、後日部屋に再現することで、ユーザに過去の自分と共存する体験を提供する。再現の方法としてはユーザの行動の壁面への投影、音声の再生を行う。これにより自分の過去の行動を客観的な情報として振り返ることで、生活習慣における新たな気付きや、孤独感の解消などを目指す。
■ADADA Japan 2021 学術大会:
http://adada.info/2021japan/