阿部周司応用生物学部助教が第65回低温生物工学会大会で2019年度低温生物工学会奨励賞を受賞
2020年7月13日掲出
2020年5月30日に開催された第65回低温生物工学会大会(誌面開催)において、阿部 周司応用生物学部助教が、「冷凍すり身のゲル形成能の新たな評価法の構築」の研究題目で、2019年度低温生物工学会奨励賞を受賞しました。本学会賞は、低温生物工学の分野で特に優れた研究を発表し、将来の発展を期待できる若手研究者に授与されるものです。
高機能性食品(梶原・阿部)研究室は水産練り製品の主原料である冷凍すり身のゲル形成能に関する研究を進めています。これまでの一連の研究を通して、従来の評価方法に比べ、冷凍すり身ゲルの全体的な性状を捉えたゲル形成の速度論的な解析手法を構築しました。この手法は今後の水産練り製品の品質に関する研究に多大な影響を与えることが期待されており、これが本受賞理由として挙げられております。
■低温生物工学会学会受賞者情報:
http://square.umin.ac.jp/jscc/jp/about/awardL.html
■応用生物学部WEB:
https://www.teu.ac.jp/gakubu/bionics/index.html