デザイン学部 新入生の皆さんへ(第2回)
2020年4月21日掲出
~デザイン学部の学修について~
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
本来であれば、すでに授業もスタートし、本格的な学生生活を迎えているはずの時期なのですが、新型コロナウイルスの感染拡大という緊急事態によって、みなさまの学生生活が大幅な遅れを余儀なくされてしまったことを大変残念に思います。またその影響で、5月下旬に予定されている授業開講後も、通常通りの教室での授業実施には大きな困難が伴うものと予想されます。
しかし、インターネットの発達した現在では、教室に来られない学生を対象とした遠隔授業が普及しつつあります。幸いにして、東京工科大学デザイン学部では学生全員にPCの携行を義務付けるなど、一定のインフラは備わっているので、今後はそれを活用した遠隔授業の態勢を整えていく予定です。新入生のみなさまには、授業開講に先立ってPCが配布されるので、それを受け取ったら自分の周囲のオンライン環境を整備しておいてください。
ご承知のように、東京工科大学デザイン学部は人の心に響きあう「感性」と、デザイン表現に必要な専門的な技術を身につける「スキル」を融合させた実践的な2つの演習を教育の大きな柱としています。遠隔授業での一斉指導が難しいこれらの演習に対しても、各教員が可能な限りの対応をしていきます。
東京工科大学デザイン学部は、新入生のみなさまの学修を精一杯サポートいたします。騒動が収束し、蒲田キャンパスで皆さんとお目にかかる日が早く到来することを心待ちにしております。
デザイン学部 教務委員長 暮沢剛巳