メディア学部　新入生の皆さんへ（第2回）

～ストレスの無い生活を～

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

なかなか授業が始まらないこの時間を、どんなふうにお過ごしでしょうか。授業日程がどうなるかもわからず、ウイルス感染がいつ収束するのかもわからず、不安な日々を過ごしている人も多いのではないかと思います。しかし、ストレスは免疫の敵です。ウイルスとの戦いに負けないためにも、なるべくストレスの無い時間の過ごし方をしてもらえればと思います。

ただし、惰性でスマホをいじり続けたり、ゲームをやり続けたりするのが、本当にストレスを減らすとは限りません。本を読んだり料理をしたり、普段やらないことをやってみると、意外とそっちの方がスカッとすることもあります。もちろん、スマホやゲームで胸がわくわくするような体験を見つける人もいるでしょう。大事なことは、自分が本当に楽しいと感じているのかを、深く考えてみることです。

自分が何にストレスを感じ、どうすればストレスを解消できるのか、それがわかれば、今後の大学生活もずっと楽になります。勉強や研究で壁にぶつかったときにも役立つし、就職活動で自分の適性を知るのにも役立つでしょう。加えて、ゲームや音楽や映像やSNS、あるいは他の様々な生活体験の「何が面白いのか」を深く考えることは、メディア学部での研究にも必ず役立つはずです。

授業が再開されたら、皆さんにとっての楽しいことを、ぜひ教室で熱く語って下さい。

メディア学部　教務委員長　大淵康成