『ゲームの力で世界を救え!第4回シリアスゲームジャム』開催報告
2016年2月20日21日、『ゲームの力で世界を救え!第4回シリアスゲームジャム』が都内会場にて開催されました。今回は、現代社会に定着した「エコ」を一歩先へ進めた「サステイナブル社会」を広くピーアールするためのゲームを開発しました。
参加者の学生・社会人37名が5チームに分かれて(うち本学の学生14名)実施され、本学メディア学部の岸本好弘准教授、三上浩司准教授が運営として参加、工学部からは、今回のテーマにもある「サステイナブル工学」の専門家として大久保 友雅工学部機械工学科講師、芝池 成人工学部機械工学科教授が参加し、各チームに専門的なアドバイスを与えました。
■1日目 2016年2月20日(土) 10時~20時
まず、主催者を代表して岸本好弘准教授が「シリアスゲームジャムの社会的意義」をスピーチしました。つづいて「オープニングミニ講演」として、大久保 友雅講師による「「エコ」の一歩先の「サステイナブル」社会へ」をテーマとした話をしました。
そして、いよいよ「ゲームジャム」のスタートです。参加者紹介を兼ねて、各チームの企画をプレゼンテーションしました。 その後、チーム毎に制作作業に入り、一日目の作業は20時で終了しました。
●チーム1:「星に住む人」(提案者:宍倉)
小学生が星空の街を取り戻すために街をきれいするゲーム。サステイナブル社会の「トレードオフ」が学べる。
●チーム2:「2匹の快適生活」(提案者:奈良)
陸と海に住んでいる2匹の生物を育てるゲーム。地続きなので環境のバランスに注意。サステイナブル社会が学べる。
●チーム3:「全自動缶はこびアルゴリズムロボットをつくろう!」(提案者:長南)
空き缶再生ロボットのプログラムを組んでうまくゴミをリサイクルするゲーム。サステイナブル社会の「循環」が学べる。
●チーム4:「SPACE COLONY Side-Earth」(提案者:八野)
スペースコロニー経営ゲーム。残された資源をうまく使って継続可能なコロニーにする。サステイナブル社会の「トレードオフ」が学べる。
●チーム5:「ガラクタの地球VR」(提案者:林)
VR視点の宇宙船で地球から流れているゴミをリサイクルするゲーム。サステイナブル社会の「循環」が学べる。
■2日目 2016年2月21日(日)10時~18時
まず、現状の作業状況を「中間発表」した後、2日目の作業を開始。16時で全作業を終了とし、「最終発表」を行いました。運営委員や専門家8名による審査の結果、5作品の中から「最優秀賞」「優秀賞」「サステイナブル賞」「KLab賞」が選ばれ、表彰式が行われました。最終発表会および表彰式には多くの取材・見学者を迎え、大賑わいのうちに終了しました。
今回の情報は、「第4回シリアスゲームジャム公式ホームページ」、および「IGDA日本ニュース」でご覧頂けます。
■第4回シリアスゲームジャム公式ページ
http://kishimotolab.org/sgj4/
■サステイナブル社会をアピールする第4回シリアスゲームジャムが開催されました(IGDA日本ニュース)
http://www.igda.jp/?p=3248