謹賀新年 軽部征夫学長からのメッセージ
東京工科大学学長 軽部征夫
受験生のみなさん、新年あけましておめでとう。
みなさんにとって大切な受験が近づいていますので、気を引き締めて勉強していることと思います。
東京工科大学に入学し、4年間で身につける知識、技術、能力はラーニングアウトカム(学修の成果)と言っています。
既に述べましたが、本学には教養学環という組織があり、入学するとここで国際的な教養を学修します。また、豊かな人間性、倫理性、創造性などの人間形成に関する教育も教養学環の教員の仕事です。1年生から始まる基礎科目や専門科目の授業は、専門家になるための能力形成(開発)のための学修です。このように4年間の学修で身につく能力をラーニングアウトカムとして以下の6つを定めています。
①国際的な教養:現在はグローバル化が進んでおり、海外で仕事をする機会が増えています。外国語だけではなく国際政治、国際経済、宗教、異文化などの教養を身につけて国際社会で活躍できる人材になってほしいと思います。
②実践的な専門知識や技術:実社会で役立つ専門の知識や技術・スキルを修得し、卒業後、企業で活躍できる人材を目指してほしいと思っています。
③コミュニケーション能力:コミュニケーション能力が必要なことは説明するまでもないと思いますが、アクティブラーニングのグループワークなどでこの能力を身につけることが大切です。
④論理的な思考能力:物事を論理的に考えたり、論理的に討論したり、論理的な文章を書いたりする能力は大学の学びによって身につく重要な能力の一つです。
⑤分析・評価能力:物事の本質を理解するためには物事を分析し、評価する手法が不可欠です。この能力は問題を解決するために極めて重要となります。
⑥問題解決力:大学で身につけてもらう最終的な能力です。問題や課題を発見し、これを解決することができれば、企業等に就職しても大いに活躍できると思います。
本学では以上の6つのラーニングアウトカムを4年間で修得できるように授業、実験、実習、演習等を構成しています。
2016年元旦
■軽部学長のきらっとひらめきコラム
https://www.teu.ac.jp/gakucyou/index.html