メディア学部で研究制作した福島県白河市の地域活性アニメーション動画が公開
現在、大学の地域連携や地域活性化が重視されています。メディア学部のソーシャルコンテンツデザイン(担当:千代倉弘明、飯沼瑞穂、松橋崇史)に所属する4年生の秋山裕哉君は、福島県白河市の観光物産協会と連携して、白河市のイメージキャラクターをモチーフにしたアニメーションの作成を行い、地域活性化への効果を測定する研究を行っています。 本日(1月9日)、完成した動画が、公開されました。
https://www.youtube.com/watch?v=6Oa0uTQhsyM
福島県白河市には、「小峰シロ」というイメージキャラクター(白河市観光物産協会公認キャラクター)がいます。
白河市観光物産協会HP(http://shirakawa315.com/)
小峰シロとおとめの情報局(http://komine-shiro.com/)
この「小峰シロ」は、通常の姿に加え、白河市内の3つの名所にちなんだ姿が存在します。1つ目が小峰城、2つ目が 南湖、3つ目が白河の関です。小峰城は、江戸時代の三大改革の1つ、寛政の改革を主導した松平定信が居城としていたお城です。南湖は、その松平定信が整備した、国内初の公園です。白河の関は、江戸時代以前に関東と東北の関所として機能してきた重要な場所です。
白河市を研究フィールドに定めた秋山君は、イメージキャラクターと貴重な歴史的遺産が存在するものの、それをうまく組み合わせた紹介動画が存在しないことに着目し、既存のイラストや写真を組み合わせ、白河市の魅力を発信する研究に着手します。使用したソフトは、AdobeのAfterEffects。写真や音楽等を組み合わせて紹介動画を作成しました。何度か白河市にも足を運んで、現地調査、協力依頼、信頼関係の構築を行い、最終的には小峰シロの声優にも協力を得て、アニメーションを作成しました。
動画は本日(1月9日)公開され、白河市では、市の情報をコンパクトに集約した動画だとして、早速、学校教育などでの利用も検討されています。