デザイン学部酒百宏一准教授が大田区の町工場でプロジェクトを展開
2014年10月16日掲出
デザイン学部の酒百宏一准教授が地域連携活動のひとつとして、大田区の廃業した町工場で、職人が残した道具を使って学生や地域住民と一緒に作品づくりと展示を行いました。
これは、職人の道具を「フロッタージュ」という描画技法で紙に写しとる試みで、かつて大田区に8000もあった町工場のモノづくりの歴史を作品づくりと作品展示を通して参加者や見る人に伝える「オオタノカケラ カケラでつなぐ大田のタカラ」というプロジェクトです。
昨年の9月に作品づくりのワークショップ、10月に展示を行い、学生もスタッフとして参加しました。あまり触れることのできない道具は、見ただけでは何に使うものなのか不思議で魅力的な形をしており、参加者も興味津々。町工場の職人たちとの交流もあり、プロジェクトは今後、酒百准教授の研究活動として継続させていくことになっています。