デザイン学部市川徹特任教授が企業でのブランドデザインを紹介
2014年7月1日掲出
市川徹特任教授は2014年4月にデザイン学部に着任しました。着任前はソニー(株)でビジュアルコミュニケーション(視覚伝達)デザインを担当してきましたが、マネージメントとして関わったデザインの仕事に、ソニーの統一パッケージデザインがあります。いままでは商品のカテゴリーごとに別のデザインを起こしていたのですが、商品カテゴリーが増える中で、逆にソニー全体のイメージは薄れていく結果となりました。再度強いソニーブランドを構築していこうとの熱意と信念を持って、社内の多くの関係者との話し合いを重ねて、ようやく導入の運びになったのは、スタートしてから3年が過ぎた頃でした。比較的短い期間で決まるデザインもありますが、大きなプロジェクトになると忍耐強く、一つ一つのハードルを乗り越えることも、デザイナーにとっては重要なことなのです。