謹賀新年 軽部征夫学長からのメッセージ
東京工科大学学長 軽部征夫
受験生のみなさん、新年あけましておめでとう。
みなさんにとって大切な受験が近づいていますので、気を引き締めて勉強していることと思います。
さて、東京工科大学は教育に力を入れていることはすでにお話ししました。
最近、積極的に取り組んでいるのは、1年次の前期授業に対する取り組みです。
1年次の成績が高い人は4年間成績が高く、早く良い会社に就職が決まることがデータからはっきりしています。ですから入学したら前期の授業の予習、復習をしっかりやって良い成績を取り、大学の勉学を軌道に乗せていくようにします。
そのためには勉学する習慣を身につけることが大切だと思います。大学では90分間授業が15回で2単位を修得することになっていますが、1回の授業につき90分間の予習と90分間の復習の時間が含まれていることを忘れないでください。
本学では、授業が始まってから5回目くらいまでの間で欠席が多い学生にはフレッシュアップセミナーを開催したり、前期に単位を取れなかった学生向けに再チャレンジプログラムを設けて後期の授業前に再試験を受けられるようにしています。
現在、東京工科大学は、私立大学の理系では唯一ですが教養学環という教養教育の組織を持っています。ここに所属する教員は教えのプロですから学生諸君に教養の大切さを教えてくれます。教養教育はすでに紹介したアクティブラーニングと言って学生諸君を中心とする双方向授業で行いますので、授業の内容が十分に理解できると思います。
昨年4月には本学にアクティブラーニングセンターが開設されています。また、2年次には教養学環の教員による社会人基礎科目の教育も行われます。2年次から就職に向けての授業科目が本格的にスタートします。大学における教育目的の1つは就職するための準備をすることで、キャリアデザインなど就職のための授業科目が3年まで多く用意されています。
今後、益々寒さが厳しくなりますが、身体に十分に気をつけて勉学に励んでいただきたいと思います。
2014年元旦
■軽部学長のきらっとひらめきコラム
https://www.teu.ac.jp/gakucyou/index.html