医療保健学部が平成25年度「インターナショナル・ウィーク:ランチタイム報告会」を実施
医療保健学部では、「インターナショナル・ウィーク:ランチタイム報告会」を7月1日-5日に実施致しました。
「インターナショナル・ウィーク:ランチタイム報告会」とは、教員や学生の方々に、昼休みのランチタイムを使って国際的な活動に関するの体験談やホットな海外情報を話してもらい、医療専門職にとって重要である国際的な視野を持ってもらうことが目的です。また、蒲田に居ながら、海外気分を味わうことができます。
平成22年から行なっており、平成25年度は7月1日-5日の期間に下記の内容を実施致しました。
7月1日(月) | 発展途上国におけるリハビリテーション支援 ミャンマーで、智恵を併せ、工夫を重ね、協力しながら生活する障害を持つ人達を紹介し、リハビリテーションにおける国際協力の在り方について考えましょう。 |
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7月2日(火) | What is my study? I am going to have a presentation about my study for the 20th IAGG World Congress. The theme is "Can continuous, inter-generational cooperation enhance elderly Alzheimer’s sufferers’ quality of life?". |
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7月3日(水) | 日本と欧米の胃癌組織診断基準の違い 胃癌の診断基準が世界共通だと思ったら、びっくりです。欧米と日本ではどのくらい基準が違うのか、それによって治療や予後まで変わってくることを お示しします。 |
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7月4日(木) | 外国人看護師の参入が日本にもたらすメリットとは? 経済連携協定(EPA)に基づく外国人看護師受け入れが日本の 看護にもたらすメリットや課題を考えましょう。 |
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7月5日(金) | オーストラリアの学生はどんな授業を受けているの? メルボルン大学への留学を通じて体験した、ユニークな理学療法学科の授業や臨床実習の様子についてお話します。 |
■実施されている先生のコメント
当初は参加者数も少なく心配したが、徐々に参加者数も増え、今回は90人近い学生の参加があった日もありました。また、常連で参加する学生も出てきたことから、少しずつ根付いてきたことを実感できました。院生を見ていない医療保健学部の学生にとっては、研究というものをイメージする機会となっているようです。特に、学生の発表では、さらに身近に感じるようで、自分も今後海外に行きたいといった感想からも、海外の視点が少しずつ芽生えてきているのではないかと思いました。
また、教員も若手研究者が多いため、参加することで自分の研究の方向性や国際的なビジョンをイメージしてもらうよい機会となっていると思います。
■参加した学生の感想
・毎回自分と違う領域の人達から、知らないことを教えてもらうので、とても面白いです。
・先生の海外活動に関するプレゼンでは、普段見る先生たちと違う側面を知ることができて、新たな発見でした。
・学生の発表を聞いた学生は、海外が身近に感じた、自分も今後海外に行きたいと思いました。