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「バイオテクノロジーを利用して、生活の質を高める技術の追求。」応用生物学部長 斉木 博

2013年1月7日掲出

応用生物学部長 斉木 博

応用生物学部長 斉木 博

受験生の皆さん。こんにちは、応用生物学部長の斉木です。

応用生物学部は近年発展してきたバイオテクノロジーを応用して、医療や環境など生活に関わるさまざまなことがらを取り扱う学部です。

平成24年度には京都大学の山中教授がノーベル医学生理学賞を獲得しました。山中先生のiPS細胞は再生医療や難病の解決にその応用が期待されています。21世紀は、このようなバイオテクノロジーの分野で更なる発明発見が期待できるとともに、この発展してきたバイオテクノロジーを医療や環境など、より生活に密着した分野に応用していくことが期待できる時代です。受験生の皆さんはこの発展しつつあるバイオテクノロジーの最先端の技術をさらに切り開くことが期待されているわけです。

応用生物学部ではこのバイオテクノロジーを応用する分野として4つのコースを用意しています。まずバイオテクノロジーコースですが、遺伝子やタンパク質の未知の機能を解明したり、それらに新しい機能を持たせることで、これまでにない新しいタイプの薬などを作ることができる分野です。環境生物コースでは、遺伝子操作により耐塩性の植物を創出し、砂漠の緑化や海水でも育つイネを研究したり、微生物を用いた環境に優しい環境修復技術を開発することができます。先端食品コースでは食物のあたらしい機能を探したり、付加したりすることにより、健康な生活を維持する食品について学び、研究することができます。最後に、先端化粧品コースですが、皮膚科学の最先端のバイオテクノロジーを学び、アトピーや弱い肌に合った化粧品の開発や、肌を白くする美白の化粧品を開発したり、研究することができます。応用生物学部ではこのように皆さんの生活に関連するような重要な事柄に関する研究や開発をバイオテクノロジーを駆使して行っています。

次の世界を切り開くバイオテクノロジーを駆使して、みんなの役に立つ、喜ばれる技術を創り出してみませんか?