メディア学部の「戦略的教育プログラム」の一つ、「ハイブリッド授業システムを活用した学生参加型のインクルーシブ教育プログラム」では、対面とオンラインの両方で行うハイブリッド授業を活用して、国籍、性別、年齢、障害の有無などに関わらず同じように学べる“インクルーシブ教育”の仕組みづくりをめざしています。

1980年代以降、世界ではダイバーシティ（多様性）を認めようという動きが活発化し、障害者、ジェンダー、人種、貧富の問題など、色々な多様性が求められるようになってきています。同様に、教育においても多様性をどう受け入れるかは、大きな課題の一つです。私たちはその解決策が、このコロナ禍で本学部が行ってきたハイブリッド授業にあると考え、本学部の柱である“コンテンツ・社会・技術”の3つを軸に、ハイブリッド授業におけるインクルーシブ教育に必要な教材コンテンツの開発や基礎技術の調査・検証・研究開発を学生とともに進めています。