工学部で実施している「戦略的教育プログラム」のひとつ、「AIデジタル設計・新材料活用モノ作り教育プログラム」では、現在、本学部の学生有志約50名が活動しています。この取り組みは、第1期の「戦略的教育プログラム」である「再生エネルギー利用EV製作プログラム(EVプロジェクト)」の2期目にあたります。本プログラムの目的は、再生エネルギーを利用するEV(電気自動車)の製作を通して、3D CADモデルを使ったバーチャルデザインやシミュレーション・解析を多用した設計、材料の開発と製品適用など、企業で主流となりつつある「新しい(高度)モノ作り」に対応できる学生を育成することです。
また、今回は学生の自作によるフォーミュラースタイルのレーシングカー競技会「学生フォーミュラ日本大会」への出場を目標としています。CADやAI(人工知能)といったICTツールを駆使した工学的完成度の高いEVを製作し、同大会への出場を果たすと同時に、この取り組みを学生たちだけで運営する、本学の独立した伝統的プロジェクトに成長させられるよう進めています。
「学生フォーミュラ日本大会2024」出場
工学部EVプロジェクトチームが、2024年9月9日~14日に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催された「学生フォーミュラ日本大会2024」本戦に出場しました。